プログラミングって何?小学生にも分かりやすく説明する方法を紹介!

子供にプログラミングを習わせたいという場合は、まずはプログラミングそのものに興味を持ってもらうことが大切です。しかし、いざ「プログラミングとは?」と聞かれても、小学生向けに分かりやすく、また興味を抱いてもらうように説明するのは難しいものです。
本記事では、そもそもプログラミングとはどういうものなのかを分かりやすく解説したうえで、プログラミングとは何かを子供に説明する際のポイントを紹介します。

目次

そもそも「プログラミング」って?

プログラミングとは「コンピューターに指示を出す」こと

プログラミングで出来ることは?

「プログラミング」と「プログラム」の違い

プログラミングは、なぜ必要なの?

子供にプログラミングを説明するときのポイント

子供の身近な出来事に例えて説明する

子供の知っている言葉を使う

親子で一緒に楽しみながら教える

子供のペースにあわせる

肯定しながら説明する

子供が興味を持ったタイミングで説明しよう!

プログラミングを子供に説明するときに使えるアイテム

絵本やおもちゃ

子供向けアプリやゲーム

子供がプログラミングに興味を持ち始めたらプログラミング教室「Switch」へ

まとめ

そもそも「プログラミング」って?

 プログラミングとはどういったものか、うまく子供に説明できなくて困っている方もいるのではないでしょうか。プログラミングに興味を持ってもらうには、まず親がしっかりとプログラミングについて理解し、小学生にも分かりやすく説明できるようにしておかなければなりなりません。

プログラミングとは「コンピューターに指示を出す」こと

コンピューター用語でプログラミングは、「計画を実現させるための手順を作成し、実行に移すこと」を意味します。つまり、コンピューターがスタートからゴールに到達するまでの道筋や手順を考え、指示を出すことがプログラミングです。
たとえば、自動車のアクセルを踏むとスピードアップするのもプログラミングのひとつです。この場合はアクセルを踏むことがスタートで、スピードアップすることがゴールとなります。
つまり、あらかじめ車には「アクセルを踏んだらエンジンを回転させて、スピードを上げる」という細かな手順がプログラミングされているのです。

プログラミングで出来ることは?

プログラミングを活用することで、面倒な処理や単純作業を間違えることなく高速で処理できるようになります。
複雑な作業や単純作業を人間が行うと、集中力が途切れたり疲れたりしたときにどうしてもミスしてしまいがちです。その点コンピューターの場合、正しい手順が組み込まれていれば間違えることなく何度でも繰り返し処理できます。それだけではなく、人間が処理するよりも何倍も早く作業できるため、業務時間の短縮にもつながるでしょう。

「プログラミング」と「プログラム」の違い

プログラミングは、コンピューターへの指示の手順を作成する工程を指します。一方、プログラムはコンピューターに与える指示書そのものを意味します。
つまり、先ほどの自動車の例でいうと、アクセルが踏まれたらエンジンを回転させてスピードを上げること、と記したものが「プログラム」です。そして、エンジンを回転させてスピードを上げるために何をするべきか、その手順を記したものが「プログラミング」です。

プログラミングは、なぜ必要なの?

プログラミングを理解することで、ITに対応する力が身につくだけでなく、論理的思考力や問題発見・解決能力が養われます。
プログラミングとは、きちんと順序立ててコンピューターに命令を下すことです。コンピューターを正しく動作させるために処理する対象を細かく枝分かれさせ、正しい手順を指示しなければなりません。この作業の過程で、子供たちは論理的に考えることの大切さを学びます。
また、プログラミングを行っていると、プログラムが中断するなどといったエラーが起こることがあります。そのときに、エラーの原因を探り修正することで問題を解決できる力が身につくでしょう。

子供にプログラミングを説明するときのポイント

プログラミングを習わせる際は、まずプログラミングとは何かを分かりやすく子供に説明し、興味を抱かせなければなりません。そこでここからは、プログラミングとはどういうものかを小学生向けに説明する際のポイントを紹介します。

子供の身近な出来事に例えて説明する

プログラミングを説明する際、子供が興味を持っていることや身近な出来事にたとえると、理解しやすくなります。たとえば、料理が好きな子供なら、料理を完成させるためにレシピに沿って材料を切ったり、調味料を入れて味を調えたりすることがプログラミングだよ、と解説してあげると分かりやすいでしょう。

子供の知っている言葉を使う

難しい言葉は、子供が知っている簡単な言葉に置き換えることも大切です。とはいえ、子供が知っている言葉には個人差があります。パソコンが好きで、普段からよく操作している子ならある程度の専門用語は理解できるでしょう。反対に、まったくパソコンに興味のない子には身近な例を使って説明すると分かりやすくなるため、それぞれのレベルに合った言葉で説明してあげましょう。

親子で一緒に楽しみながら教える

説明する大人がプログラミングに苦手意識を持っていると、子供も「プログラミングって難しそう」としり込みしてしまいます。子供に「プログラミングって楽しそう」、「プログラミングをやってみたい」と思わせるには、まず大人が「プログラミングは楽しい」という意識を持つことが大切です。
たとえば、プログラミングの要素を取り入れた小学生向けのゲームを一緒にプレイするなど、親子で楽しみながらプログラミングについて教えてあげると、子供にも「プログラミングをもっとやってみたい」という気持ちが芽生えるでしょう。

子供のペースにあわせる

子供のペース、理解度に合わせた説明をすることも大切です。スローペースな子供に短期間でプログラミングについての知識を習得させようと詰め込みすぎると、説明を聞くのが苦痛になってしまいます。

反対に、呑み込みが早い子に何度も同じ説明を繰り返してしまうと、飽きて興味を失ってしまいかねません。子供の反応をしっかり確認し、それぞれのペースに応じた内容で説明してあげましょう。

肯定しながら説明する

プログラミングについて一通り説明していざ実践、という際は肯定的な言葉をかけてあげましょう。決して「全然できていないよ」、「それは違うよ」といった否定的な言葉をかけてはいけません。
「上手にできたね」、「もう1回やってみよう!」というポジティブな声かけをすることで、子供はプログラミングに前向きに取り組めるようになります。

子供が興味を持ったタイミングで説明しよう!

プログラミングの学習は早ければ早いほどよい、というわけではありません。そもそもプログラミングは小学校3~4年生くらいから始めるのがよい、とされています。焦って低学年から始めると、学習内容についていけずに挫折してしまう恐れがあります。子供の意思を尊重し、「やりたい」と興味を持ったタイミングで本格的に説明してあげましょう。

プログラミングを子供に説明するときに使えるアイテム

プログラミングとは何かを小学生向けに説明する際、ただ口頭で話すだけでは子供の興味を引けません。子供に興味を持ってもらうには、さまざまなアイテムを活用するのがおすすめです。
ここからは、プログラミングの説明をする際に使えるアイテムをいくつかピックアップして紹介します。

絵本やおもちゃ

プログラミングにつながる絵本やおもちゃを活用することで、遊びながら楽しくプログラミングについて理解を深められます。ゲームブックや謎解きなど、さまざまな形でプログラミングについて学べる絵本があるため、子供が興味を持った一冊を購入し、親子で読み進めていきましょう。
また、プログラミングについて学べるカードゲームやボードゲームもたくさん販売されています。なかには難易度が高く、大人の脳トレに活用できるゲームもあるので、家族みんなでプレイしてみるのもおすすめです。

子供向けアプリやゲーム

子ども向けのプログラミングアプリやゲームを使い、実際に体験してみるのもよいでしょう。なかでもおすすめなのが、以下の3つです。

・Scratch(スクラッチ)

8~16歳を対象にしたプログラミング言語です。ドラッグ&ドロップで簡単に命令が組み立てられるため、通常のプログラミング言語よりもハードルが低く、入門編として活用できるでしょう。

・Viscuit(ビスケット)

対象年齢が4歳以上のため、未就学児でも使用できるプログラミング言語です。「メガネ」と名付けられた仕組みを使うだけで、絵本やアニメ、ゲームなどが作成できます。プログラミングについて、感覚的に覚えられます。

・CodeMonkey(コードモンキー)

小学校3~5年生までの子供の使用を推奨している、ゲーム感覚のプログラミング教材です。プレイヤーはさまざまなコードを記入して課題を解くことで、主人公の冒険をサポートします。無料体験版もあるため、気軽に始められるのも魅力です。

ほかにもさまざまなアプリやゲームがあるので、子供に合ったものを選んであげましょう。

子供がプログラミングに興味を持ち始めたらプログラミング教室「Switch」へ

子供がプログラミングに興味を持ち始めたら、プログラミング教室に通うのもおすすめです。プログラミング教室に通うことで、より専門的な知識が身につくだけでなく、疑問や不明点もその場ですぐ解決できます。また、プロが作成したカリキュラムに沿って学習できるため、効率よくスキルアップできるでしょう。
プログラミング教室「Switch(スイッチ)」では、授業のカリキュラム内で自分が開発したゲームを制作し形に残すため、達成感が得られるだけでなく、社会で生きていくために必要な想像力と創造力が培われます。また、作成中に問題が起きた場合は自ら仮説を立てて検証し、解決していくため、論理的思考力も身につきます。

さらに、授業カリキュラムにはSwitch独自開発のタイピングアプリを使った練習も取り入れているため、タイピング力も向上するでしょう。初心者向けにはスクラッチコースとマイクラコースの2つがあり、好きなものを選択できるのも魅力です。Switchでは無料体験を随時開催していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

加速するIT化やプログラミング授業の必修化などにより、プログラミングの知識と技術の習得が子供たちにとって必要不可欠となっています。プログラミングのスキルを上げるためには、まずプログラミングに興味を持つことが大切です。

そのためにはまず、大人が分かりやすく子供に説明できるようにプログラミングについて理解しておきましょう。また、必要に応じて小学生向けのアプリやゲーム、プログラミング教室を活用することもおすすめです。

プログラミング教室「Switch」では、子供たちが楽しんでプログラミングについて学べるカリキュラムが充実しています。気になる方は、まずは無料体験に申し込んでみてはいかがでしょうか。