プログラミング教室を習い事に選ぶことで、子供にどのようなメリットがあるのか気になっている保護者の方はいませんか。
本記事では、プログラミングは子供の習い事に適しているのかどうかを解説するとともに、プログラミングを学ぶことで培われる能力、プログラミング教室の学習内容について紹介しています。子供の将来に役立つ習い事を探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
子供の習い事にプログラミングを考えているなら、プログラミング教室「Switch」へ
プログラミングは習い事として選ぶ意味がない?
プログラミングは子供の習い事として意味がないのでは、と考えている方の多くが、「大人になってから学んでも遅くない」と思っているのではないでしょうか。また、プログラミングは月謝が高い、独学でも学べるというイメージを抱いている方もいるでしょう。
プログラミングを学ぶことで、将来の選択肢は確実に増えます。今後はますますIT化がすすむのは確実である、といわれています。それなのに、コンピューターに苦手意識を抱いたまま成長してしまうと、職業の選択肢が狭まってしまうでしょう。その点子供のころからプログラミングに触れていれば、IT社会にも柔軟に対応できるはずです。
そのほかにも、プログラミングを習うメリットはたくさんあります。次の項で、詳しく解説します。
プログラミングを習い事に選ぶメリット
現在小・中学校において、プログラミング教育が必修化されています。小さなころから習い事などでプログラミングに触れることで、プログラミング学習にスムーズに取り組めるようになるでしょう。そのほかにもプログラミングには、以下のメリットがあります。
論理的思考能力が身につく
プログラミングを学ぶことで、論理的思考力が身につきます。論理的思考力とは物事を体系的にとらえ、組み合わせて順序立てて考える力です。
プログラミングとは簡単に言うと、「コンピューターに希望する動作の指示書を書くこと」です。この指示書が論理的かつ正確でなければ、コンピューターは思ったとおりに動きません。コンピューターをうまく操作するには的確な指示を出さなければならないため、おのずと論理的思考力が向上します。
問題解決力が鍛えられる
プログラミングでは、一発で思いどおりのプログラムが完成するというケースはほとんどありません。トライ&エラーを繰り返すことで、徐々に自分が思い描いたプログラムへと近づいていきます。
子供たちは完成に向けて試行錯誤するなかで、「どこに問題があり、どう解決するべきか」と考えを巡らせます。この一連の流れを繰り返すうちに、複雑な問題をスムーズに解決する力が養われるでしょう。
想像力や創造力を育める
プログラミングは新しいプログラムを創造するという、とてもクリエイティブな作業です。0から1を生み出すために発想を巡らせて、目に見えないものを形にしていきます。この行為を通して、子供たちは想像力と創造力が培われていきます。
積極的に物事を考えられるようになる
プログラミングは、「課題発生→問題解決のためのリサーチ→実行」のサイクルで成り立っています。そのため、自ら課題を発見し解決しなければなりません。つまり、主体的に行動しないといけないというわけです。そのため、プログラミングを通して積極的に物事を考え、自ら学ぶ姿勢が育まれます。
遊びの延長線上で学べる
いくら将来役に立つ習い事でも、子供が学ぶことに消極的で拒絶反応を起こしてしまうと、時間をかけて学んでも決して身につきません。その点プログラミングは、ゲーム感覚でアプローチする習い事であるため、子供の知的好奇心を刺激し、遊びの延長線上として学べます。「プログラミング=楽しい」という認識を持てるようになり、積極的に学べるようになるでしょう。
プログラミングを習い事に選ぶデメリット
プログラミングを習い事に選ぶ際は、いくつか注意したいポイントがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。
目の疲れや身体的な疲労が起こる可能性がある
プログラミングをしていると、どうしても長時間モニターを見つめ続けるため、目の疲れが溜まってしまいがちです。また同じ姿勢で椅子に座り続けるため、肩こりなど身体的な負担もかかってしまいます。
プログラミングをする際は、目の負担が少ないディスプレイを用意したり、座りやすい椅子を用意したりするなど、疲れにくい環境を整えてあげるとよいでしょう。定期的に休息するのも大切です。
月謝が比較的高い
プログラミング教室は一般的な習い事に比べると、月謝が高い傾向にあります。とはいえ体験教室などで実際にどんなことを学ぶのかを体験したり、事前に講師の評判を聞いたりしておくことで、月謝に見合った教室が見つかります。また、プログラミング教室は回数によって月謝が異なる場合も多いため、通塾回数を必要最低限にして、あとは自宅で予習復習するなど工夫すれば費用を抑えられるでしょう。
プログラミングの習い事、学習方法は大きく分けて2つ
子供向けのプログラミングの習い事には、大きく分けて2種類あります。ひとつがプログラミングでアプリやゲームを作るゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室と、もうひとつがプログラミングを利用してロボットを動かす教室です。
1. ゲーム・ビジュアルプログラミング系
ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室では、主に教育版のマインクラフトやScratch(スクラッチ)などの教材、教室オリジナルのアプリを用いて学習します。また、子供でもわかりやすい直感的なプログラミング言語を使用するのも特徴で、パズルやゲーム感覚でプログラミングについて学べます。
ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室では、主にタイピングやネットワークなどのITスキルが身につくでしょう。また、プログラミングで数学問題を解いたり、統計データを作成したりするため、数理的思考力も身につきます。さらに本格的なプログラミングを学べるため、学校のプログラミング学習にもスムーズに対応できるでしょう。
ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室は、個人指導もしくは少人数制のところがほとんどです。少人数制の教室では、仲間と協力しアイデアを出し合いながらスキルアップを図るのが特徴です。月謝は、数千円から1~2万円前後のところが多いでしょう。
2.ロボット系
ロボット系の教室では、1~2年単位のカリキュラムに沿ってロボット制作を行います。ロボット教材のテキストや画面を見ながら、手順どおりにロボットを組み立てる学習方法を採用している教室が多いです。
最初はテキストどおりに文字や図面を読み取り、慣れてきたらパーツを追加したりロボットを改造したりします。中・上級者コースになれば、プログラミングでロボットを動かすこともあります。
ロボット系の教室では、平面のテキストを見て立体的なロボットを作成するため、空間認識能力が養えるのがメリットです。また、ロボットを制作・操作する過程で速度や摩擦、重量といった物理学的思考が身につくでしょう。そのほか、電子部品や電気回路についても学ぶため、物理的素養が高くなります。
ロボット系のプログラミング教室の月謝は、1万円~1万5千円程度のところが多いです。ロボットキット代がかかる分、ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室よりも高めの設定になっています。
プログラミングを習い事に選ぶ場合の注意点
プログラミングを習い事に選ぶ際に、いくつか注意したいポイントがあります。せっかくの習い事ですから、子供が積極的に学習し将来に役立つ力を身につけるためにも、今回紹介するポイントに気をつけて教室を選んでください。
プログラミング的思考をはぐくむのを目的としている
プログラミングを習う主な目的は、プログラミングのスキルを身につけることではなく、プログラミング的思考を育むためである、と考えることが大切です。プログラミング的思考とは、自分がイメージする結果に到達するための最適解を倫理的思考で導くことです。
プログラミング的思考を育むことで、コンピューターをより主体的に活用できるでしょう。そのためには、長期的な視野を持ってプログラミング的思考を養おう、という気持ちが大切です。
子供が興味を持ったタイミングで始める
プログラミング教室に通い始めるのに、早い・遅いはありません。大切なのは、子供が興味を持ったタイミングでスタートすることです。無理やり取り組ませると、プログラミングに対して悪いイメージを抱いてしまう可能性があるため注意しましょう。
子供の意思を尊重する
前述したとおり、プログラミング教室にはゲーム・ビジュアルプログラミング系とロボット系の2通りがあります。また、授業形態も個別指導や少人数制など、教室によってさまざまです。どのような教室に通わせるかは、子供の意思を尊重しましょう。
目標を設定して取り組む
プログラミング教室では、自主的に学習する姿勢が大切です。何も考えずにただ通っているだけでは、知識やスキルは身につきません。プログラミング教室に通う際は、「ゲームが開発できるようになる」、「ロボットを自由に動かせるようになる」など、目標を設定して取り組むことが大切です。
子供の習い事にプログラミングを考えているなら、プログラミング教室「Switch」へ
プログラミングの習い事を検討している方におすすめしたいのが、プログラミング教室「Switch」です。Switchでは、「スクラッチコース」と「マイクラコース」の2つのコースを展開しており、子供の興味や目的に合わせて選択できます。
また、教室にパソコンが設置されているため、わざわざ購入する必要がありません。完全個別指導制で、子供のペースに合わせて学べるのも魅力的です。入会金と月謝以外の教材費や教室管理費といった費用が一切かからないのも、保護者の方には嬉しいポイントです。
まとめ
プログラミングは、将来役に立つITスキルや知識が身につくだけでなく、論理的思考力や問題解決力、想像力および創造力も育まれるため、子供の習い事に最適です。また、遊び感覚で学べるため、子供たちも楽しみながら通えるでしょう。
プログラミング教室の特徴は教室によりさまざまなため、子供にぴったりの教室を探すことが大切です。プログラミング教室「Switch」では、無料体験教室を随時開催しています。教室の雰囲気や学習内容を体感していただけるよい機会のため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。