プログラミング教室の選び方9選!どのような点をチェックするべき?

小・中学校でプログラミングが必修化されたことにより、プログラミング教室が大きな注目を集めています。ひとくちにプログラミング教室といっても、カリキュラムや指導方法、授業形態などは教室によって千差万別です。そのなかから、我が子にぴったりの教室を探すのは難しい、と思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、子どもに合ったプログラミング教室の選び方について、押さえておきたいチェックポイントを紹介します。

目次

小学生向けプログラミング教室の選び方9選!

【check1】オンラインか対面か

【check2】カリキュラムの内容

【check3】教室の特徴

【check4】受講回数

【check5】月謝や教材費などの費用

【check6】講師の指導方法

【check7】子どもの適正にあっている教室か

【check8】自宅からの通いやすさ

【check9】生徒の年齢幅や人数

小学生向けのプログラミング教室を選ぶ際のポイント

まずは、体験教室に参加しよう

講師や教室の雰囲気と相性がよいか

卒業生や在校生の現状や様子を聞いてみる

子どもが興味のあるカリキュラム内容がおすすめ

評判のよい小学生向けプログラミング教室をお探しならプログラミング教室Switchへ

まとめ

 小学生向けプログラミング教室の選び方9選!

プログラミング教室はさまざまなところを比較検討して、子どもに一番合った教室を選んであげたいものです。ここでは、小学生向けプログラミング教室の選び方のチェックポイントを9つ紹介しますので、教室選びの参考にしてください。

【check1】オンラインか対面か

小学生向けプログラミング教室は、オンライン指導もしくは対面指導のいずれかを選択できます。それぞれの特徴やメリット・受講する際の注意点は、以下の通りです。

オンライン指導

オンライン指導は、パソコンやタブレットなどを使用してオンラインで学習する教室です。オンライン指導には、自宅など場所を問わずどこでも受講できるというメリットがあります。また、時間の融通も効きやすいため、好きな時間や隙間時間に受講できるのも魅力です。
保護者の方にとっては、子どもが学習している様子を見守れるため「楽しそうにやっているな」、「ちょっと集中力が途切れているな」など、子どもの学習姿勢をチェックできます。さらに、保護者が子どもの送迎をする必要がないため、忙しいパパやママも気兼ねなく受講させてあげられます。
一方でオンライン指導は、講師と直接対話する機会が少ないため、個人的な指導がなかなか受けられません。わからないところや疑問点があってもすぐに解消できないため、身につくまでに少し時間がかかる可能性があります。疑問点などができた場合は講師に質問するのと並行して、自分で調べる癖をつけておいたほうがよいでしょう。

また自宅で受講する場合はテレビやスマホ、漫画など数多くの誘惑があるため、学習へのモチベーションを維持するのが難しくなりがちです。保護者の方があらかじめ、学習に専念できる環境を作ってあげましょう。

対面指導

教室に通って先生に直接指導してもらう対面指導は、疑問点や不明点があるときにすぐに質問できるのが魅力です。また、マンツーマン指導の場合は、子どもたち一人ひとりのペースに合わせた指導をしてもらえるので効率よく学習でき、プログラミングへの理解が深まるでしょう。

また、グループワークなどを通して、ほかの生徒と交流でき、交友関係が広がるというメリットもあります。もしかしたらプログラミング教室で、気の合う友人ができるかもしれません。
一方で対面指導の場合は、授業時間に合わせてスケジュールを組まなければなりません。また、教室の場所によっては通塾に時間がかかる可能性があります。あらかじめ時間割や教室の場所をチェックして、通わせやすい教室を選ぶようにしましょう。対面指導はオンライン指導に比べると、多少月謝が高い傾向にあります。さまざまな教室を比較検討して、納得できる料金のところを選びましょう。

【check2】カリキュラムの内容

プログラミング教室のカリキュラムは、大きく分けて2種類あります。ひとつが「ゲーム・ビジュアルプログラミング系」で、もうひとつが「ロボット系」です。それぞれの学習内容は、以下の通りです。

ゲーム・ビジュアルプログラミング系

ゲームやビジュアルプログラミング言語を活用して、プログラミングを学ぶ教室です。主に「マインクラフト」を使ってゲームをしながらプログラミングについて学んだり、「Scratch(スクラッチ)」というビジュアルプログラミング言語を使って学習したりと、小学生でも理解しやすいソフトを使用することが多いです。
また、実際にゲームを制作する教室も多いため、子どもたちは楽しみながらプログラミングへの理解を深められる、というメリットがあります。

ロボット系

ロボット系のプログラミング教室では、「レゴ®︎ブロック」や「アーテックブロック」などのブロック教材を使用してロボットを組み立てていきます。授業のなかで子どもたちは、モーターやセンサーの使い方について学び、実験と観察を繰り返すことで目的達成を目指します。
ロボット系のプログラミング教室で子どもたちは、自分たちでものを作り上げるという達成感を味わえるでしょう。また、自分の制作したロボットを思い通りに動かすことで、ますます物づくりやプログラミングへの興味が深まるでしょう。また、物理的なものの考え方や身近な電化製品の仕組みを理解する力が身につきます。
ただし、ロボット系のカリキュラムはロボットのパーツなどが必要な分、ゲーム・ビジュアルプログラミング系よりも教材費が割高になってしまいます。ただし、「micro:bit(マイクロビット)」など、小さな作品を作る教材ならそれほど高額にはなりません。また、教材をレンタルできるところもあるため、そのような教室を選べば費用を抑えられるでしょう。

【check3】教室の特徴

事前に、教室の特徴や個性を確認しておくことも大切です。たとえば、ロボット作りを極めたいと思っている場合は、ロボットコンテストへの参加実績が豊富な教室を選ぶとよいでしょう。コンテストに参加してよい結果を出す、という目標設定ができれば子どものモチベーション維持にもつながります。
ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室では、プログラミング検定を受けられるところも多数あります。プログラミング検定とは、小学生向けのプログラミングスキルチェックができるテストです。

客観的に現在のプログラミングスキルが確認できるため、習熟度がどれくらいかを把握できるでしょう。確実にスキルを磨きたいという場合は、検定を受けられる教室がおすすめです。

また、どのような人が講師なのかを確認することもポイントです。学生アルバイトが講師をしている教室もあれば、有名プログラマーが講師をしているところもあります。どのような人に習いたいかを事前に明確にし、希望に沿った講師が在籍している教室を選びましょう。ただし、なかにはホームページには有名プログラマー在籍と書いてあるのに、実際は学生アルバイトが教えている教室もあるため注意が必要です。体験教室などで、どのような講師が指導しているのかを実際に確認しましょう。

【check4】受講回数

受講頻度は、どれくらいかもチェックしておきましょう。小学生向けのプログラミング教室は、週に1回の「4回コース」と隔週の「2回コース」が一般的です。教室によっては月4回と月2回の2つのコースから、好きな回数を選べるところもあります。
月2回コースと聞くと、「回数が少ないからなかなかスキルが身につかないのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、ロボット系の教室などはデータを持ち帰り自宅で学習できます。そのため、月2回で十分という子どもも少なくありません。受講回数は、子どものやる気やほかの習い事とのバランスを考えて決めるとよいでしょう。
また、学校行事や体調不良などでやむを得ず休んだ場合、振替が効くのかどうかをチェックすることも大切です。

【check5】月謝や教材費などの費用

月謝や教材費など、費用がどれくらいかかるのかも重要なポイントです。せっかくよい教室でも、費用が高すぎて続けられない、ということがないようにしましょう。プログラミング教室にかかる主な項目と相場は、以下の通りです。

・入会金

1万円前後

・月謝

5,000円~1万円前後

・教材費

1,000円~数万円程度

・教室管理費・パソコンレンタル代など

3,000円程度

費用は教室により異なるため、説明会や無料体験のときに確認しておくとよいでしょう。前述したとおり、ロボット系の教室は教材代が3万円~5万円ほどするため、ゲーム・ビジュアルプログラミング系の教室よりも費用が高くなります。

【check6】講師の指導方法

プログラミング教室を選ぶ際は、講師の指導方法が子どもにあっているかどうかを確認しましょう。たとえば、時間をかけてじっくり考えて答えを導き出したいタイプの子どもに、回答をすぐに与えて、スピーディーに授業を進めるタイプの講師が指導してもうまくいきません。あわない指導方法の先生に当たった場合、子どもの学習意欲が失われてしまいます。
指導方法が子どもにあっているかどうかは実際に体験してみないとわからないため、必ず体験教室に参加しましょう。

【check7】子どもの適正にあっている教室か

カリキュラムが子どもにあっている教室を選ぶことも大切です。たとえば、ものづくりが好きな子どもを座学が多い教室に通わせても、子どもは苦痛な時間を過ごすだけです。最悪の場合、プログラミングに拒絶反応を抱いてしまいかねません。

プログラミング教室といっても、カリキュラムはさまざまです。子どもの適性にあった教室を選んであげましょう。

【check8】自宅からの通いやすさ

気になる教室がある場合は、事前に自宅から教室までの距離やアクセス手段をチェックしておきましょう。どれだけよい教室でも、長時間かけて通わなければならなかったり、アクセスが不便だったりすると、通うだけで疲れてしまい長続きしません。長く続けさせてあげたい場合は、子どもが通いやすい教室を選ぶことが大切です。

【check9】生徒の年齢幅や人数

通っている生徒の年齢幅、人数も重要です。幼稚園児ばかりのプログラミング教室に小学生が通っても、内容が簡単すぎて退屈に思うかもしれません。反対に中学生が多いプログラミング教室に小学校低学年が通った場合、授業が難しすぎて脱落してしまう恐れがあります。子どもと同じ年齢層の生徒が多い教室を選ぶようにしましょう。
また、個人指導か少人数制、大勢での指導など、教室によって生徒の人数が異なります。マンツーマンでじっくり教わりたい場合は少人数制、チームで力を合わせて課題に取り組みたい場合は少人数制、ほかの生徒の頑張りが刺激になるタイプは大人数制など、子どもの性格にあわせて選んであげましょう。

小学生向けのプログラミング教室を選ぶ際のポイント

ここからは、小学生向けプログラミング教室の失敗しない選び方を紹介します。実際に入会する前に、必ずチェックしておきたいポイントを解説します。ぜひ参考にしてください。

まずは、体験教室に参加しよう

プログラミング教室に入会する前に、必ず体験教室に参加しましょう。小学生向けのプログラミング教室では、体験教室を実施しているところが多いです。体験教室で実際に授業を受けることで、どのようなことを学ぶのか、講師がどのように教えてくれるのかを知れます。できれば複数の体験教室に参加して、一番子どもにあっているところを選びましょう。

講師や教室の雰囲気と相性がよいか

体験教室では、講師や教室の雰囲気が子どもの性格にあっているのかどうかを確かめます。のんびりとした性格の子どもがテキパキと指導する講師にあたると、威圧感を覚えて萎縮してしまう恐れがあります。

また、一人で黙々と作業を行いたいタイプの子どもが大人数でにぎやかに作業をすすめる教室に入ると、苦痛に感じるかもしれません。子どもがストレスなく楽しく通うためにも、教室との相性を必ずチェックしましょう。

卒業生や在校生の現状や様子を聞いてみる

生徒や卒業生の体験談を聞いて、教室の実情を把握しておくのもおすすめです。リアルな声を聞くことで、教室のメリットやデメリットを客観的に知ることができます。友人や知人に卒業生や生徒がいれば、話を聞くようにしましょう。知り合いがいない場合は、口コミサイトやSNSをチェックしてみてください。

子どもが興味のあるカリキュラム内容がおすすめ

教室のカリキュラムが、子どもの習いたいことや目標に合致しているかどうかも確認しましょう。マインクラフトが好きな子どもをロボット系の教室に通わせても、興味を持てずに挫折してしまうかもしれません。必ずカリキュラム内容を確認し、子どもがストレスなく通える教室を選んであげましょう。

評判のよい小学生向けプログラミング教室をお探しならプログラミング教室Switchへ

小学生のうちからプログラミングを学習してプログラミング学習に備えるには、プログラミング教室の利用が有効です。先生の特徴や評判・授業内容・月謝をしっかり確認したうえで、プログラミング教室を選びましょう。

しかし重要視すべきなのは、子どもに合うかどうかという点です。教室の雰囲気が分かるように、いくつか体験会に参加してみることをおすすめします。評判や月謝はプログラミング教室を選ぶポイントではありますが、子どもの意見をよく聞いて最適なプログラミング教室を選んでください。
プログラミング教室Switchでは、無料体験会にお越しいただきお子さまに、教室の雰囲気や内容を肌で感じていただいてからのご入会をお願いしています。スクラッチコースとマイクラコースをご用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

プログラミング教室はカリキュラム内容や指導方法、授業形態などがそれぞれ異なるため、子どもに一番あった教室を選ぶことが大切です。事前にしっかりと情報収集したうえで体験教室に参加し、子どもの性格ややりたいこと、目標にフィットしているかどうかを確認しましょう。
今回紹介した内容を参考に、楽しみながらスキルが伸ばせる、子どもにぴったりのプログラミング教室を見つけてあげてください。