【子供向け】プログラミングアプリのおすすめ14選!無料版・有料版を紹介

近年、プログラミングの重要性に注目している人が増えています。「子供には小さなうちからプログラミングを学ばせておこうかな」、と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、自宅でも気軽にできる子供向けプログラミングアプリを紹介します。無料版、有料版にわけてそれぞれ概要を解説しています。この記事を参考に、プログラミングアプリの使用をご検討ください。

目次

【子供向け】プログラミングアプリのおすすめ11選 | 無料版

Unity(ユニティ)

Springin’(スプリンギン)

プログリンク

LightBot(ライトボット)

GLICODE(グリコード)

Progate(プロゲート)

タイルズ

ピタゴラン

Code Karts(コードカーツ)

プログラミングゼミ

【子供向け】プログラミングアプリのおすすめ3選 | 有料版

Minecraft(マインクラフト)

CodeMonkey(コードモンキー)

LightBot(ライトボット)

【子供向け】プログラミングアプリを選ぶ際の注意点

アプリ内の課金内容を確認しておく

使用予定のデバイスに対応しているかを確認する

提供元の安全性を確認する

【子供向け】プログラミングアプリを使うメリット

ゲーム感覚でプログラミングが学べる

気軽にプログラミングを始められる

好きなタイミングで学習ができる

ロジカルシンキングが身につきやすい

レベルに合わせたアプリを選べる

まとめ

【子供向け】プログラミングアプリのおすすめ11選 | 無料版

まずは、子供向けプログラミングアプリのなかから、無料で楽しめるものを紹介します。

Scratch(スクラッチ)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学習内容
8~16歳無しパソコン タブレットビジュアルプログラミング言語

Scratch(スクラッチ)は、小学生から使用できるビジュアルプログラミング言語です。主にマウスを操作して作品を作るため、タイピングが苦手な子供でも取り組みやすいでしょう。Scratchにはチュートリアルがあるため、最初はそのチュートリアルを見ながら操作します。

慣れてきたら自由に作品が作れるようになり、できあがった作品は世界中に公開できます。直感的に操作できるうえ、ゲーム感覚でプログラミングが学べるため、子供たちも楽しめるでしょう。

Unity(ユニティ)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
小学3年生~高校生無しパソコンプログラミング

Unity(ユニティ)は、アメリカにある企業「ユニティ・テクノロジーズ」が開発したゲームエンジンです。通常ゲームを制作する場合、プログラミング言語や応用知識が必要ですが、Unityは基本的なプログラミング言語だけでゲームを作れるのが特徴です。

また、直感的に操作できるだけでなく、チュートリアルも充実しているため初心者でも簡単にゲームが作れます。

Springin’(スプリンギン)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
4歳~有りパソコン タブレット スマホビジュアルプログラミング言語

Springin’は文字を使わずに、プログラミングできるアプリです。指を使って絵を描きそれをタッチするだけで、簡単なパズルや絵本、ゲームが作れます。写真や画像も使用できるため、絵が苦手だという子供でも楽しめるでしょう。

Springin’はプログラミングがアイコンになっているため、アイコンをタッチするだけでプログラミングが完成します。アイコンや用語には親切なガイドがあるため、子供でも簡単に操作できるでしょう。

プログリンク

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
小学生無しパソコン タブレット スマホ・プログラミング的思考 ・情報リテラシー ・モラル

プログリンクとは、プログラミング的思考を育むことに重点を置いたプログラミング学習教材です。ゲームを楽しみながらプログラミングはもちろん、情報リテラシーやモラルも学べます。

操作は非常に簡単で、画面に表示されたブロックを組み合わせてキャラクターを動かします。子供たちはゲームを進めながらプログラミングの基本的な概念が学べるため、プログラミングの基礎が的確に身につくでしょう。

LightBot(ライトボット)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
未就学児~有りパソコン タブレット スマホビジュアルプログラミング言語

遊びながらプログラミングの概念やロジックが学べる、コーディングがベースとなったパズルゲームで、シンプルでわかりやすい操作で遊べるのが特徴です。ドラック&ドロップでコードブロックを組み合わせてキャラクターのロボットに指示を出し、画面に表示された全てのパネルに電気をつけられたらゲームクリアです。感覚で操作できるので、小さな子供でも楽しめるでしょう。

GLICODE(グリコード)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
小学校低~中学年無しタブレット スマホプログラミング

食品メーカーの江崎グリコ株式会社が開発したプログラミング教材です。子供たちに人気のチョコレート菓子「ポッキー」をルールに従って並べることで、シーケンス(順番に実行する)・ループ(繰り返す)・イフ(場合分けする)というプログラミングの基礎について学びます。

おやつに食べているお菓子が教材になっているため、子供たちも楽しく学習できるでしょう。GLICODEは平成28年度に、総務省が推進している「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」に選定されています。

Progate(プロゲート)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
6歳~有りパソコン タブレット スマホテキストプログラミング言語

本格的なプログラミング言語を学びたい、という子供におすすめなのがProgateです。「http」や「Java」をはじめ、「Ruby」「Python」といった本格的なプログラミング言語の特徴を知り、学習できるアプリです。

イラスト入りのわかりやすいスライドで知識を学習し、演習画面で実際にコードを書いていきます。演習を全て終えるとプログラムが完成するため、達成感を味わえます。わからないところはすぐにスライドで確認できるので、つまずくことも少ないでしょう。

タイルズ

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
小学校低学年~無しパソコン タブレット スマホ・ビジュアルプログラミング言語 ・人工知能の基礎

6つの命令を組み合わせてシンプルなゲームを作成するアプリで、多数の複雑な命令を覚える必要がなく、取り組みやすいのが特徴です。命令は6つしかありませんが、ジャンケンやもぐらたたきをはじめとしたさまざまなゲームが作れるため、子供たちも楽しんで学習できるでしょう。

また、学習テキストがついているため、わからないところを随時確認できます。学習テキストの応用編では人工知能について解説しており、子供たちは人工知能についての知識を深められます。

ピタゴラン

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
3歳~有りタブレット スマホプログラミング的思考

NHKEテレの教育番組でおなじみの「ピタゴラスイッチ」が作成できるアプリです。画面上を指でなぞって経路を作り、経路をタップして仕掛けを作ることでボールをスタートからゴールまで運びます。

画面をなぞったりタップしたりするだけで遊べるため、未就学児でも楽しめるでしょう。ただし、経路や仕掛けがうまくいかなければ失敗してしまうため工夫が必要です。こうして子供たちはトライ&エラーを繰り返し、プログラミング的思考を育んでいきます。

Code Karts(コードカーツ)

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
4歳~有りタブレット スマホ・問題解決能力 ・論理的思考

カーレースで遊びながら、問題解決能力や論理的思考が養えるアプリです。子供たちはまず、画面のコースをじっくり観察したあと、方向ブロックを並べ替えてレーシングカーをゴールまで導きます。

コースは70以上用意されており、少しずつ難易度が上がるため飽きずに長く楽しめます。子供たちはゲームを繰り返し楽しむことで、状況を観察して最適な戦略を立て、物事を解決へと導く力が身につくでしょう。

プログラミングゼミ

対象年齢アプリ内課金対応デバイス学べる内容
小学生 (ひらがなが読めれば未就学児でも可)無しOS・Android・Windows搭載端末ビジュアル言語

ブロックをつなぎ、キャラクターを動かしてプレイするアプリです。小学校1~3年生を対象にしたプログラミング授業から生まれたアプリで、小学校のプログラミング教材としても使用されています。

自分の描いた絵をアニメーションとして動かしたり、宝石集めをしたりするなどさまざまな遊び方ができるため、子供たちも飽きずに楽しめます。また、1端末で複数人プレイできるため、友人や兄弟と一緒に遊べるのも特徴です。

【子供向け】プログラミングアプリのおすすめ3選 | 有料版

続いて、子ども向けの有料プログラミングアプリのなかから、特におすすめのものを3つ紹介します。

Minecraft(マインクラフト)

対象年齢料金対応デバイス学べる内容
9歳~3,000円パソコン問題解決能力

Minecraftでも、プログラミングが学べます。Minecraftは子供たちに大人気のゲームであるため、学習が嫌い、苦手という子供でも興味を持って取り組めるでしょう。Minecraftをプレイすることで、子供たちはプログラミングを使用して問題を解決に導くことが学べます。

Minecraftは、さまざまなイベントやプログラミング教室でも教材として使用されているため、子供の初めてのプログラミング学習にぴったりです。

CodeMonkey(コードモンキー)

対象年齢料金対応デバイス学べる内容
7歳~6,600円パソコン タブレット スマホ・ビジュアルプログラミング言語 ・プログラミングの概念  

プログラミングの基礎からPythonまで学べる、イスラエル発祥のアプリです。サルのモンタと一緒にバナナを手に入れる冒険に出かける、というストーリー仕立てになっているため、飽きずに楽しめるでしょう。

入門コースはビジュアルプログラム、中級は簡易言語のテキストプログラム、上級はPythonのテキストプログラミングとレベルによって難易度や学べる内容が異なるため、長期間にわりプレイできます。

LightBot(ライトボット)

対象年齢料金対応デバイス学べる内容
小学校高学年300円~400円パソコン タブレット スマホビジュアルプログラミング言語

可愛らしいロボットに指示を出して、ブロックすべてに明かりを点灯させるアプリです。無料版は全20ステージほどで小学校低学年の子供でも楽しめます。それではもの足りない、もっとたくさんのハイレベルなステージで遊びたい場合は、有料で追加ステージを購入できます。追加ステージは難易度がアップしているため、小学校高学年くらいからプレイするのがおすすめです。

【子供向け】プログラミングアプリを選ぶ際の注意点

子供向けプログラミングアプリを選ぶ際、いくつか気をつけたいポイントがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。

アプリ内の課金内容を確認しておく

無料の子供向けプログラミングアプリのなかには、利用中に課金が必要になるものもあります。そのため、あらかじめ無料でどこまで遊べるかを確認しておきましょう。

近年は、子供がスマホのアプリやゲームなどに勝手に課金するトラブルが多発しています。そのような事態を避けるために、端末および端末に入力している情報は、保護者の方がしっかり管理しましょう。

使用予定のデバイスに対応しているかを確認する

あらかじめ、アプリの対応デバイスを確認しておくことも大切です。特に、iOSかAndroidのいずれかひとつにしか対応していないアプリは注意が必要です。子供がやる気になったのに、我が家の端末では使えなかったとなると子供のモチベーションも下がってしまうためです。

提供元の安全性を確認する

信頼できるアプリかどうかを確認するために、提供元の開発会社をチェックしましょう。専門家が監修しているアプリや、会社が大手でなおかつ多数の人がインストールしているアプリは信頼性が高いといえます。

また、実際に利用した人の口コミをチェックするのも大切です。不具合が多い、広告や課金が多いなどで低評価の口コミが多いアプリは、使用しないほうが無難です。

【子供向け】プログラミングアプリを使うメリット

続いて、子供向けプログラミングアプリを使うことで、どのようなメリットがあるのかを見てみましょう。

ゲーム感覚でプログラミングが学べる

多くのプログラミングアプリは、ゲーム性を取り入れています。そのため、子供たちはゲーム感覚で楽しみながらプログラミング学習ができます。小さな子供や勉強に苦手意識を持っている子供でも抵抗なく始められ、長く続けられるでしょう。

気軽にプログラミングを始められる

スマホやタブレットでできるアプリもたくさんあるため、事前準備が必要なく思い立ったらすぐに始められる手軽さも魅力です。また、無料のアプリもたくさんあるため、お試し感覚でスタートできるというメリットもあります。

好きなタイミングで学習ができる

前述したとおり、子供向けのプログラミングアプリはパソコンだけではなく、スマホやタブレットでプレイできるものがたくさんあります。そのため、自分の好きなタイミングで学習可能です。自宅はもちろん、外出先のちょっとした待ち時間にも学習できるため、子供たちはプログラミングに親しみを持つようになるでしょう。

ロジカルシンキングが身につきやすい

プログラミングアプリで繰り返し学習することにより、子供たちはロジカルシンキングが身につきます。ロジカルシンキングとは、物事の筋道を立てて考える力です。プログラミングアプリは、正しいプログラムを構築しないとクリアできないつくりになっています。クリアするためにさまざまな試行錯誤を繰り返すことで、子供たちは論理的に物事を考える力が身につきます。

レベルに合わせたアプリを選べる

子供の年齢や習熟度に合わせたアプリが選べる点も、プログラミングアプリを利用するメリットのひとつです。たとえば、小さな子供やプログラミングが初めて、という子供は直感的な操作でプレイできるビジュアルプログラミングのアプリがおすすめです。

本格的なプログラミングを学びたい場合は、プログラミング言語のコードを書いて学習するアプリを選ぶとよいでしょう。このように一人ひとりの子供にあったアプリが選択できるため、飽きることなく長く学習できるでしょう。

アプリを使ったプログラミング教室に通うのもおすすめ

より理解を深めたい、しっかりプログラミングのスキルを身につけたい場合は、プログラミングアプリを教材にしているプログラミング教室に通うことがおすすめです。プログラミング教室ではきちんとカリキュラムが組まれており、プロの講師から学べるため、プログラミングの専門的知識が身につきます。
プログラミング教室「Switch」では、Scratchを使って自分のオリジナルゲームを作成し、プログラミングの基礎を学ぶ「スクラッチコース」と、自分の実現したいことをMinecraftで具現化することでプログラミングや座標・回路を学ぶ「マイクラコース」の2つのコースから希望のコースが選択可能です。

いずれのコースもマンツーマンの個別指導のため、子供たちのレベルやペースに合わせて学べます。Switchでは、無料体験会を随時開催しています。子供にプログラミングを学ばせたい、という方はぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

子供に気軽にプログラミングについて学ばせたいときは、プログラミングアプリがおすすめです。ゲーム感覚で楽しめるものが多いため、楽しみながらプログラミングについて学べます。自宅でアプリをするだけでは物足りないという場合は、プログラミング教室に通うとよいでしょう。
プログラミング教室「Switch」では、ScratchやMinecraftを使用したカリキュラムをご準備しております。まずは、無料体験会で教室の雰囲気や学習内容を実際に体験してみてください。